反対派の皆様のご意見は 「そりゃー条文を好意的に解釈したら安全安心なんだろ？でもそうじゃない！政府なんか信用できるか、あいつらはどんな風に恣意的に運用するかわかったものじゃない！！」 なんですよね？ もしそういった、政府は一切信用ならずどのよ…

※タイトルは釣りです(逃 本エントリはyuki_o氏の 「特定秘密保護法案に反対することにした」 の便乗エントリです。 わたし自身は同法案に対して賛成・反対以前に分からないことがあるので、そのことを法学分野の方にご教示頂ければと思い本エントリを投稿す…

上記のような問題意識を持った状態で聞いた本フォーラム、とても興味深かったです。 中でも湘北短期大学様の図書館運営のあり方に「あーもうこれしかないよねー」という強い印象を持ちました。湘北短期大学は小規模な大学で、図書館も正規職員が2人という驚…

のっけから煽りっぽくて恐縮ですが、大学図書館について考える際にはいつもこれがずっと頭にあります。 わたしの出身地は高等教育学分野ですが、大学での教育改善という話になった時の主戦場はFDや教授法の改善、オープンコースがどうしたこうした、これから…

本稿は2013年の図書館総合展にて開催されたフォーラム 「教育・学習支援に取り組む図書館員に今、求められるもの 〜事例から探る”教育・学習センター”としての図書館の未来像〜」 を聞いている間にaliliputちゃんが色々考えたことを記述しています。当該フォ…

id:xiao-2 様のこちらの記事 「図書館総合展に行ってきた。〜フォーラム「図書館におけるビッグデータ活用を考える」後篇 - みききしたこと。おもうこと。」 でレポートされていた図書館総合展のビッグデータ活用フォーラムですが、この前半のフロア質問者は…

別に武雄市のみについての話ではないのにタイトル煽りっぽくて恐縮ですが、いつも公共図書館の"利用者"アンケートを見るたびにこれを疑問に思うので。 この度10/30に開催される図書館総合展内フォーラム「“武雄市図書館”を検証する ニュースとなった〈武雄〉…

これは大学図書館向けのアイデアですね。図書館自身がインストラクショナルデザインを活用するというより、実際に教壇に立つ教員や自分で勉強会を主催する学生、ラーニングコモンズを活用してアクティブラーニングだぜ☆な利用者にインストラクショナルデザイ…

どちらかというと公共図書館向けのアイデアかもしれません。あるテーマに沿って関連書籍を紹介するフェアや企画展示を行っている館は少なくないかと思いますが、そこにインストラクショナルデザインの知見を盛り込むものです。 利用者が自分の興味に従って本…

公共図書館での事例も増えてきたパスファインダー。大学図書館でこれを作っていないところはまずないでしょう。このパスファインダーを作成する上で、インストラクショナルデザインの考え方は大いに役立ちます。 現状と達成すべき目標を明確に定義し そこに…

図書館においても学習支援の観点から、教育工学やインストラクショナル・デザインへの関心が高まっているということですが、確かに図書館員の専門性議論においても教育を専門とする図書館員が定義されている論もあり、教育の場、教育活動にある程度積極的に…

今回は 「インストラクショナルデザインと大学図書館 - xiaodong's memo」 こちらの記事への反応です。図書館における教育方法論について言及頂けるなんてとても嬉しいですね！！

「何度説明しても分かってもらえない、説明の仕方が悪いのか」 「どうも興味を持ってもらえない、やる気がないのか」 といったところで詰まる教授者も多いかと思います。特に成人学習の場合、モチベーションコントロールが学習の成否を大きく左右するために…

インストラクショナルデザインとはインストラクション、つまり広義の教育を効率的かつ計画的に行うための一連の技法です*1。 仕事や日常生活の中では，私たちみんながいやおうなく教える仕事をしなくてはならないのです．たとえば，子どもに勉強を教える，職…

これ読んどけ。最悪どちらか片方でいいから。*1 インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック作者: 島宗理出版社/メーカー: 米田出版発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 71回この商品を含むブログ (36件) を見るパフォーマンス…

個人的にはMOOCには賛成です。大学の授業を無料でいつでも受けられるなんて素晴らしいし、またアーカイブ構築の面からも好ましいと思っています。しかし授業もまた著作物などと同じ知的財産として扱われるべきだという意見ももっともだと思います。 大学側が…

(原文: "AAUP Sees MOOCs as Spawning New Threats to Professors' Intellectual Property") 大学は教員が行った授業でMOOCにあるものの所有権を主張し、教員の著作権や学問の自由を広く脅かしていると前AAUP*1会長のカーリー・ネルソンが月例会で主張した。…

「The Chronicle of Higher Education」で、無料のオンライン大学授業が学問の自由を脅かすというAAUPの主張が報道されていました。 興味深い問題ですので、以下に抄訳と意見を記述します。

特に重要な個人の能力はA5(チームワーク)である。設備や資料への意識は他の専門家(コンピュータエンジニアやグラフィックデザイナーなど)と協働する際に必要となるだろう。加えて、A2(コミュニケーション能力)も同様に重要な資質である。

専門的な能力 I01. 利用者と顧客との結びつき I07. 情報探索 I12. 製品やサービスのデザイン T03. 出版と編集 T04. インターネット技術 T05. 情報技術とコミュニケーション C01. 口頭でのコミュニケーション能力 C02. 文章でのコミュニケーション能力 C03. …

他の専門家との協働。特に教育者や教師、社会教育者*1。 ツールや資料、教育計画の開発のために協力関係があると役立つ部署や機関を特定する *1:原文 "agentes para el desarrollo cultural"

異なるセグメントにいる利用者たちの関心領域と情報探索行動を分析し、適切な教育プログラムを同定する。 利用者が情報活用スキルを得られるような教育活動を企画・設計、提供し、広報を行う。 利用者の資料やツールの活用、また情報資源の自発的な利用を促…

N-1 技術に対する認識 / N-2 実践的な知識と専門的な技術 / N-3 ツールに熟達 (方法論的領域) N-2 実践的な知識

利用者への気配り 利用者にフォーカスを置いた学習活動

国立図書館 地域の中央館、または私立図書館 大学や高等教育機関の図書館 公共図書館 専門図書館 学校図書館 芸術図書館、教育図書館、スポーツ図書館、語学図書館

利用者が図書館が提供する各種のツールや資料、教育プログラムの利用を通じて、自立しかつ責任をもって情報を活用できるよう支援や指導を行う。

利用者インストラクター 利用者と情報リテラシーのトレーナー 情報利用の専門家 利用者対応の専門図書館員

利用者教育とリテラシーの専門家

スペイン文化省による図書館員の専門性の定義を読もう企画 "Perfiles profesionales del Sistema Bibliotecario Español: fichas de caracterización " 今回は「利用者教育とリテラシーの専門家」です。 (目次エントリはこちらです)利用者教育を図書館におけ…