2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
本書のサブタイトルにもなっている「図書館アイデンティティ」。一時期ユニバーシティ・アイデンティティやカンパニー・アイデンティティなどが流行ったことがありましたが、浦安図書館は図書館アイデンティティを強く意識して運営されています。 浦安図書館…
本著は全編通じて浦安図書館の興味深い事例と氏の強い主張が述べられており、非常に示唆に富む本ではありますが、ここで特筆したい点として、データに基づいて論を進めるところを挙げます。特に第7章「公共図書館は出版界の敵にあらず」では 「浦安市立図書…
本書の中では、図書館運営において政策は重要であると繰り返し主張されています。 知識や情報の共有化によって社会を豊かにし、国を強くしていく、そのために公共図書館があるのです。(前掲書 p.129) 常世田氏は公共図書館は現在の自己責任・自己決定型社会…
浦安図書館にできること―図書館アイデンティティ (図書館の現場)作者: 常世田良出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2003/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (12件) を見る本書は浦安図書館館長 常世田良氏による、20年に及ぶ図…
※胸糞注意。新年一発目の更新がこれですみません。 ※全ての公共図書館に対する意見ではありません。当てはまらない館があるかと思います。「うちは関係ないね」って思ったら読み飛ばしてください。 ※特定個人・団体等に対する非難の意図はありません。ご了承…