一部の公共図書館について泣き言を言うよー\(^o^)/
※胸糞注意。新年一発目の更新がこれですみません。
※全ての公共図書館に対する意見ではありません。当てはまらない館があるかと思います。「うちは関係ないね」って思ったら読み飛ばしてください。
※特定個人・団体等に対する非難の意図はありません。ご了承下さい。
ぶっちゃけ今の我が国の公共図書館ってジリ貧のところが多いよNe☆
原因は色々あるみたいです。:
- お金がない
- 権力がない
でもさー……
今のダメ図書館にお金と権力を与えたとして、本当に問題が解決するの?
たとえば、福田首相の脳になんか図書館の神が降りてきて
「図書館は重要です!来年から図書館の予算を一館あたり2億円増やし、図書館長には自治体首長並みの権能を持たせることにしましょう。各館自由にバリバリやってください!」
と言われたとして、本当にちゃんとそれらのリソースを有効活用できるの?
ゆとり教育が始まったときのことを思い出します。
日教組「中曽根型の詰め込み教育は間違いだ!教育現場を画一的に締め付けるな!」
文部省「よし分かった!こちらからの指示は最小限にして各学校の裁量権を増やそう!好きにやるように!」
――――――ゆとり教育開始――――――
日教組「いきなりそんなこと言われてもどうすればいいのか分からないじゃないか!我々を突き放す気か!」
マスコミ「教育現場が崩壊した!文科省は失策を認めろ!」
文科省「エエエエエエエ(゚д゚)エエエエエエエ 」*1
……今のダメダメな公共図書館にただお金だの権力だの与えても、同じことになるんじゃないの?
単に愚痴垂れ流すだけで、できることしないで、悪いけれど専門職とは呼べないレベルのサービス提供してて、何なの?
できる範囲だけでも、利用調査はしていますか?住民の要望を知っていますか?自館でニーズのある資料のジャンル上位3つとその割合を言えますか?その結果を住民に公開したことは?調査結果に基づきサービスの改善策を施しましたか?せめて、サービス向上のために必要な予算を試算したことはありますか?一般利用者の大半がレファレンスサービスはおろかILLすら知らないことについてどう思いますか?別にいきなり議員のところに押し掛けろとは言わないけれど、誰か市民に支持を訴えたことはありませんか?もし貴方がたがそうした活動をしているとして、その活動はどこを見たら分かるんですか?「がんばってるのにわかってくれない……」は、がんばってる内に入らないんだよ?
某公共図書館でとある学術誌の貸し出しを頼もうとした際に、カウンターの中の人に誌名を告げたら「一体何ですかそれは?雑誌?」と言われたことがあります。何ですかって、貴方こそ何ですか。
テリー・イーグルトンの『文学とは何か』をリクエストしたらサルトルの『文学とは何か』と間違えられたことがあります。著者も出版社も指定したのに。しかもお前、『文学とは何か』だぞ?学部生の読むような本だぞ?
なんかねぇ、こんなことがあると流石に庇えない。予算削られろ氏ねって思っちゃう。
それらの事柄、特に後者は書面で出したリクエストなので、記録に残っているはずです。私も抗議を入れています。
これらの処理を行った人はただの事務方で、司書じゃなかったのかもしれません。しかし利用者にはそんなことは分かりません。それに司書が少ないからそういうトラブルがあるんだと主張するなら、それらの記録を持って司書を増やすよう関係部局に談判に行ってくれましたか?愚痴で終わらせたりしてませんか?被害者は私だけじゃないと思いますよ。
なんで利用者のために戦ってくれないの?
もしくは「一緒に戦ってください」って言ってくれないの?
愚痴ばっかり垂れてる公共図書館の人がもしどこかにいたら教えて頂きたいです。
- 「お金がない」と言うなら、もしお金があったら何をする気なのか。なんでそれをするのか。それには幾らかかるのか。
- 「専門性に理解を」と言うなら、具体的にどのように専門性を示す気なのか。
- もし人事権や各種裁量権を握ったら、具体的にどんな人を連れてくる気なのか。どんな運営をするのか。それは何故なのか。
- どうすればいいの?どうなれば満足なの?何があれば貴方たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるの?
シンプルな目標のために、シンプルに行動しようぜ。
どうあるべきか分かれば、どうするべきかも分かるはずだよ。