2012-01-01から1年間の記事一覧
カレントアウェアネスに上がっていた「ライブラリースクールで習わなかった10のこと」公共図書館版を訳してみました。 ライブラリースクールでは習わなかった10のこと(大学図書館版)大学図書館版はこちらに抄訳が掲載されていたのですが、公共図書館版がな…
中之島図書館と同じく、大阪・中之島にある陶磁器専門の美術館です。現在は財団法人大阪市美術振興協会が運営しています。 大きさとしては中之島図書館と似たようなサイズでしょうか。渋い感じの展覧会を多く開催しています。 職員数は9名です。 平成21年度…
橋下市長の発言でその存続が心配されている中之島図書館。大阪府内に2館ある府立図書館のうち1館で、やや小ぶりながらもビジネス支援サービスの充実とアクセスのよい立地で利用者数は多いです。 スタッフの人数は26名です。平成24年度当初予算(単位: 千円) …
かきかけ。 - こんなことを調べようと思ったそもそもの動機は 「電車の中や駅のポスターで美術館や博物館なんかの広告はたくさん見るのに、どうして図書館のを1枚も見たことがないんだろう?」 と思ったことがきっかけです。 図書館は広告予算をほとんど取ら…
これに関しては昨日の記事にも書きましたが、純粋な労働問題として取り扱われるべき問題であり、直営・民間などという問題ではないと思います。いかなる団体にいかなる雇用形態で就労していたとしても、労働者として守られるべき権利は守られるべきであり、…
id:amd64x64 営利優先だから問題とは思わない。図書館は主業務において営利活動が出来ない。非営利業務を請負うならば、別途何らかの競争原理を働かせる仕組みが必須。競争入札なり選考の審査基準提示なり。 これは文章の主旨をもしわたしが誤読していたら申…
たとえばブコメでご指摘を受けました泉南プール事件ですが、あれは経緯を見る限り、もちろん業者も悪いのですが、ちゃんとモニタリングせず、市民からの苦情も受けつけなかった市側も相当な問題がありますね。指定管理者を入れたとしても、なにもかも丸投げ…
民間団体でも個人情報の保護に努めているところはいくらでもありますし、公共団体でもずさんな個人情報管理が問題視される場合もあります。個人情報を取り扱うかどうかと、その団体が民間団体かどうかは関係がありません。 たとえば、重大な個人情報である疾…
確かに指定管理者は数年で変わる可能性がありますが、それなら直営館の職員も大抵は数年で異動します。公務員なので。専門職員にノウハウがたまるほど長年勤務してもらうには、浦安のような体制でもないと難しいのではないでしょうか。 また、首長も数年で交…
前回の記事に対してチラホラとご意見をいただきつつあるので、引き続き「なぜ民間企業は図書館の運営に向かないか?」を検証していきたいと思います。 以下は指定管理者制度・民間委託一般についてのコメントもあれば、図書館固有の問題もありますが、ごちゃ…
読み返してみて、 yuki_0さんの元エントリにあった「『委託とか指定管理では専門性を持てない』という説は本当か」という問いにあんまり答えてないような気がしたので追記します。かといって、改めて追記するのもバカバカしいですが……んな訳ないでしょうが。…
以上の通り、企業は主にブランド力の向上・維持のために赤字でも公共案件を受けたがる、ということがお分かりいただけたかと思います。 公共案件とは受託企業にとって 生きたショールーム です。 企業イメージの向上のために赤字覚悟でクソ公共案件を受託し…
指定管理者に反対する人のロジックは 「民間企業は利益を優先する」 →「不当にサービスへのコストを削り、運営費用を下げて受託費を浮かせ、利益を出そうとする」 →「図書館サービスが劣化する」 といったものだと思いますが、失礼ながらそれはあまりにも民…
民間企業が利益優先であるという一点のみで公共系の事業に向かないのであれば、そもそも公共調達が全滅です。たとえ直営館でも建物の建設は民間業者が行っているでしょう。図書館システムの導入・運営も普通は民間業者が入っていますね。 公共団体が利益優先…
※わたしは図書館の指定管理受託をしたことがない一民間人であり、以下の記事には推測が多分に含まれます。ご了承の上お読みください。 ※本稿は個別の委託問題、たとえば武雄市図書館におけるCCCの受託問題などに踏み込んで論じたものではなく、あくまで一般…
今日はLinkedInで見逃せない求人情報を発見したのでお届けします。まずはLinkedInに掲載された下記の求人情報をご覧ください。 http://www.linkedin.com/jobs?viewJob=&jobId=2632739&trk=rj_em&ut=0DAsKpNzsirR81Best Buyという会社が日本でのカントリーマ…
なんか疲れてきたのでこの辺でまとめます(ぉ各図書館の活用事例の共通点として とりあえずTwitterとFacebookページは必須 オフィシャルサイトへの導線を作る 自館の話題ばかり出すのではなく、本一般の話題や雑談等もまじえて利用者と積極的に交流する まめ…
アメリカを2例紹介したので、次はロンドンにいってみましょう。 オフィシャルサイトはこちら: http://www.londonlibrary.co.uk Twitterアカウントはこちら。:https://twitter.com/#!/thelondonlibこちらもボストンのように、多くのmentionやRTを飛ばし、積極…
またまた大御所、ボストン図書館です。 オフィシャルサイトはこちら: http://www.bpl.org/ Twitterアカウントはこちら。: https://twitter.com/#!/BPLBoston こちらも堂々の5000人超えフォロワーです。こちらのタイムラインを眺めると、NYPLより多くのmentio…
オフィシャルサイトはこちら。: http://www.nypl.org/ Twitterアカウントはこちら: https://twitter.com/#!/nyplまずは大御所、NYPLです。当然のようにTwitterアカウントを開設しており、フォロワーは堂々の18万人超えです。日中は1-2時間おきにつぶやいてい…
アカデミック・リソース・ガイド株式会社の岡本真氏が講師をお勤めの「図書館員のためのブラッシュアップ講座 図書館・ライブラリアンのためのWEB活用」という講座が、さる1/24に開講されました。当該講座の受講生の方がTwitterで #図書館員ブラッシュアップ…