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図書館学徒未満

図書館学に関する本を読んだり調べごとをしたりしています。はてなダイアリーから移行しました。

図書館広報の手段

Webサイト

やはり元祖デジタルネイティブ(笑)*1としてはこれが最初に来ます(> <)。
速報性ではこれがダントツでしょう。何かあったらすぐに情報発信ができます。またオンラインOPACの公開や予約システムの提供、ブログツール等の連携など、多様なサービスが提供できるのも特徴です。利用者に来館してもらわなくても情報やサービスの提供ができ、利用者にとってもメリットの大きい媒体です。
難点は図書館側にWebサイトを管理できるだけの専門知識のある人が必要だったり、デザインや機能の凝ったものを作ろうとするとイニシャルコストがかかることですかね。

メールマガジン

「Webサイトみたいなもんじゃないか!」というご意見もありそうですが、自分から見に行かないと閲覧できないWebサイトとは違うPush型の情報提供手段として区別してみました。
こちらも速報性ではWebサイトに負けません。またメールとして利用者に送るので、普段図書館のことを思い出さない人にも見てもらえるかもしれません。普通のテキストメールでしたら携帯にも遅れるので、普段Webサイトをあまり見ない利用者や携帯しか持っていない利用者にも情報を提供しやすいです。
難点は……最近あまり流行らないことと、スパム扱いされる恐れがあることでしょうか(> <)

図書館が発行する広報誌

ようやく定番が来ました、後回しにしてすみません(> <)。でも実はこれ、個人的にはそこまで馴染みがないんですよね。たまに「そういえばここ、紙の広報誌は出してるんだっけ?」と思い立ち、きょろきょろ辺りを見回してようやくカウンターにあるのを見つける程度です。
こういう広報誌は大体月刊で、薄いリーフレットのような冊子がカウンターの脇などにおいてある場合がほとんどでしょう。紙媒体なので来館者なら誰にでも読んでもらうことができ、PCや携帯を持っていないお年寄りや子どもなどの利用者にも情報提供ができます。また携帯性・保存性も高いので、持ち帰って家族で見てもらうなどの利用も考えられますね。「今月の開館カレンダー」や「今月のイベント」「新着図書一覧」などの情報を伝えるのに適した媒体です。
しかし今のところ、あまり活用されているように思えないんですよね……本当に印刷した全部数配布できているのかどうか疑問です。TSUTAYAでチラシを配るように、貸出カウンターで強制的に配布してしまうのもいいかもしれません。

自治体が発行する広報誌

自治体が住民向けに発行する広報誌です。各家庭に直接届けられたりもするので見てもらえる確率が高く、何より自分たちで印刷しなくていいので印刷代がかかりません!すばらしい、活用しましょう。
ただし掲載スペースは小さいので、重要な情報に絞って載せましょう。

図書館要覧・年報

  • 要覧……設立の目的や沿革など、その図書館のプロフィール
  • 年報……その年度の事業報告

……ということでよろしいでしょうか。その図書館の基本的な資料となるものです。実際に閲覧する人は少ないでしょうが、これをちゃんと作っておかないと「ちゃんとした」図書館とは言えません。手間隙と印刷代がかかって作れていない図書館もあるらしいですが、せめてPDFででもいいので作りましょう。

ポスター、チラシ等

 比較的カジュアルに使用できる広報媒体です。何かイベントがあったり、利用者に呼びかけたいことがあったりする時に最適です。できるだけ館外に掲示できると効果的ですね。駅や商業施設に置けるとベストかな……。
 あまり長い間掲示できない&キャッチーでないと効果が小さいので、単発のカンフル剤的な使い方を目指すといいかもしれません。

プレスリリース

 やはりマスコミの皆様は広報のプロです!彼らを味方につけ、図書館の活動を知らせてもらいます。折に触れてプレスリリースを行い、報道資料を用意します。
 プレスリリースをする際には、わかりやすくキャッチーなコピーと表現に努めましょう。また、折り返し取材依頼がくる場合に備えて、行ったプレスリリースの内容は職員間できちんと共有しておかないと、いざというとき対応できなくて恥をかきます
 実際にマスコミに取り上げられるかどうかは運任せなので、プレスリリースのみで何かをお知らせしようとするのはやめ、他の手段を併用しましょう。

セミナー、講演会等の開催

 これも一応広報手段に含めてみました。図書館運営に直接的に関係するものだけではなく、読書会やリサーチのセミナー等を通じて図書館活動への理解を促す感じです。あまりたくさんの人数を対象にできない・興味を持ってくれた"コアな"利用者に偏ってしまう点が難点と言えば難点ですが、その分じっくりとメッセージを伝えられます。

他の公共施設を活用

 最後になんかブン投げた感じですが(^^;; 児童館や公民館、学校など、図書館以外の施設にどんどん出て行って広報活動やサービスを行ってもいいんじゃないかと思います。新しい利用者も開拓できるし、他の施設に対する図書館の存在感もあがります。
 相手側の協力が得られないと難しいところですが、そこはなんとかがんばって交渉しましょう。