2007-10-22から1日間の記事一覧
松本氏は本著の中で、図書館が不登校児を積極的に受け入れてはどうかという提案を行っています。 どうして学校に通っていないとおかしいと地域でも図書館でも思ってしまうのだろうか。自分で昼間勉強したり、本を読んだりするのがそんなに変だろうか。(前掲…
松本氏は本著の中で繰り返し「情報提供にはお金がかかっている」ということに思いをはせ、利用者は情報提供者にそれなりのコストを支払う仕組みについて考えるべきだという主張を行っています。これは、具体的には「海賊版を作らない・利用しない」「資料は…
本著では、理想の図書館を 知を産み、育て、議論を促し、新しい社会を作る何ものかであるに違いない。それは、いままでの図書館を乗り越えた全く違う何かではないだろうか。(前掲書 p.10) と定義し、その一つの具体的な形としてビジネス支援図書館*1を提案し…
松本功『税金を使う図書館から税金を作る図書館へ』ひつじ書房 2002本著はひつじ書房代表 松本功氏が『図書館の学校』に連載した26回の記事をまとめたものです。独自の視点から図書館に対する問題提起が行われています。記事は一つが2、3ページと読みやすい…